ひとり反省会が、終わるまで

私は雑談が苦手です。

仕事の休憩中や、

子供の送迎、

美容室で髪を切ってもらっている時など。

大人になると、

気心が知れたわけでもない人と

雑談する場面が、思った以上に増えます。

そんなとき、

まるでその人と二人だけの空間に

閉じ込められたように感じることがあります。

「あ、なんか気まずいかも、、、」

そう感じた途端、

脳がフル回転して

頭の中の引き出しを、慌てて開け閉めしながら、

何か話題になりそうなものを探してしまう。

沈黙は私の心を焦らせます。

天気の話。

子どもの話。

どうでもいい失敗談。

とりあえず

この空気を変えたくて

口が勝手にペラペラと

話し始めてしまうんです。

相手は笑ってくれて、

会話も途切れず、

その場はなんとなくやり過ごせた気がしました。

「あぁ、よかった」

でも、

その空間を離れた瞬間から、

ひとり反省会が始まります。

さっきの話、余計だったかな。

私のあの発言、マウントに聞こえた?

相手の話さえぎっちゃったかも、、、

後悔の念が、

どっと押し寄せてきます。

眠る前になると、

気づけば何時間も

反省点を洗い出しては、

自分を責めていました。

そんな思考の癖が

当時の私にはあったんです。

でも今は、

「あ、また考えはじめてるな」と

少しだけ距離を取って、

自分を眺められるようになりました。

寝る前にぐるぐる思考が始まったら、

「今日はここまで」と

心の中で区切りをつける。

相手がどう感じたかは、

本当のところは聞いてみないとわからない。

まだ、何かが起きたわけでもない。

そう思えるようになってから、

自分を責め続ける時間は

少しずつ短くなってきた気がします。

あのときの私は、

その時なりに最善を尽くしていた。

今は、そう思えるようになりました。

今でも、

ひとり反省会が

まったくなくなったわけではありません。

でも、

気づいたら止められるようになった。

責め続ける前に、

一度立ち止まれるようになりました。

あの沈黙も、

あの雑談も、

そのときの私は

一生懸命だっただけ。

そう思える日が

少しずつ増えてきた気がします。

今日はここでおしまいです。

最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

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