LINEの通知が来るだけで、
なんだかドキッとしてしまうことがあります。
まだ開いてもいないのに、
「何かあったかな」と、
勝手に内容を想像してしまう。
意を決して
トーク画面を開いたものの、
なんて返事をしたらいいかわからず、
頭が真っ白になる。
他の人がさらっと返してしまう内容でも、
私にとっては、
夏休みの読書感想文を書いているときと
同じ気持ちになってしまうんです。
文章を打っては消しての繰り返し。
文章は長すぎないかな。
嫌な気持ちにさせていないかな。
使う絵文字はこれで大丈夫?
ちゃんと伝わるかな……。
様々な思考が、
頭の中をぐるぐると駆け回ります。
やっとの思いで返信したあとも、
送った内容が大丈夫だったか、
何度もトーク画面を確認してしまう。
そんな時に、
相手からすぐに返事がきて、
即既読にしてしまい、
思わず焦ってしまうこともあります。
今振り返ると、
当時の私は、
こんなLINEひとつで、
ずいぶんと自分を消耗させていました。
トークが続いたあとも、
キリよく話題が終わらないまま
既読スルーになると、
「さっきの返事の仕方、
よくなかったかな」
と、
何度も自分を責めていました。
それでも今は、
以前ほど、このやり取りに
振り回されなくなりました。
LINEを開く前に、
勝手に不安を膨らませている自分に
気づけるようになったからです。
「今は、想像しているだけ」
「事実は、まだ何も起きていない」
そう思って、
一度立ち止まれるようになりました。
返信も、
完璧な言葉を探すのではなく、
今の自分が無理なく返せる文章を
選ぶようにしています。
すぐに返事をしなくてもいい。
じっくり考えてからでいい。
そう思える余裕が、
少しずつ持てるようになりました。
LINEのやり取りひとつで、
こんなにも気持ちが揺れてしまうのは、
決して弱いからではないと思います。
相手の気持ちを想像できること、
言葉を大切にしようとすること。
それは、本来とても優しい力です。
もし、やり取りの途中で
少し胸がざわっとしたら、
「今、考えすぎてるかも」と
立ち止まってみてください。
すぐに完璧な返事をしなくても大丈夫。
自分のペースでいいんです。
同じように悩みながら、
少しずつ向き合っている人が、
ここにもいます。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
