子どものお迎えのとき、
同じクラスのママさんと
ばったり会いました。
一瞬、胸がドキッとなります。
以前の私は
「お疲れさまです」
そう挨拶をしながら
頭の中では瞬時に
次に続く言葉を必死に探していました。
何を話そうか、
会話を続けた方がいいかな、って。
でもこの日は、
無理に会話を広げることなく、
ちょうど子どもも来たので、
そのまま帰りました。
お隣で待っていたので、
少しの動揺はあったものの、
「話してもいいし、
話さなくてもいい」
そんな選択肢を
持てるようになったことが、
私には
大きな変化でした。
相変わらず、
「ちょっと気まずいな……」
とは思います。
それでも今は、
勢いに任せて
言葉を重ねる前に、
「自分はどうしたい?」
と立ち止まれるように
なりました。
そもそも私が
沈黙を苦手としていたのは、
「親しみやすい人」でいることが
世の中の正解だと
思っていたからかもしれません。
だから、
自分がどうしたいかよりも、
「今、相手は何を求めているんだろう」
「ここで話さなかったら、
どう思われるかな」
そんなことばかりを
優先していました。
そうやって、
沈黙の先にあることまで
勝手に想像して、
先回りして動いてしまう
そんな思考の癖が、
ずっと私の中に
あったんだと思います。
今は、
相手の方ばかりに向いていた視線を、
少しずつ
自分の内側に戻している途中です。
何かを変えようとしている
わけでも、
強くなろうとしている
わけでもなくて。
ただ、
自分はどうしたいかを
置き去りにしないように、
そっと立ち止まってみる。
そんな時間を、
少しずつ増やしています。
今日はここでおしまいです。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
